いやぁこだわりすぎて軽くうざいねぇなんて言われる編集長が集めたこだわり品のご紹介サイト
評価サイトやショッピングモールのレヴューを読んで購入し、☆五つを信じたのに、思った感じと違うっ、結局人それぞれで感じ方があるので、良いのか悪いのか分からないな、と言うことが多々あったので、それなら実際買って確かめ、これなら自信を持って紹介できると言える『こだわり品』のみを編集して行こうってのりで始まったサイト。 昭和の大橋巨泉、平成の小倉智昭の次を狙う(ウソ)、編集長が綴るレヴューです
ミネラルウォーターって何だろう そもそもミネラルウォーターとはどの水を指す物なのでしょうか ミネラルを含んだ水の事ですよってのはウソで、 水道水にも勿論、ミネラルは含まれています。 ではイメージ 自然の中で、はぐくむそのままの天然水! すーっとする良いイメージですが、これも間違い 日本の基準では農林水産省が制定しているガイドラインが有り、それによると 4つに分類されています。 ナチュラルウォーター 特定の水源から採水された地下水を濾過、沈澱、加熱いずれかの殺菌を施したもの ナチュラルミネラルウォーター ナチュラルウォーターの中で自然の状態でミネラルが溶け込んだもの ミネラルウォーター 複数の地下水を混ぜるか、地下水に人工的にミネラル分を微調整、添付したものを ボトルドウォーター 上記三つに当てはまらず、食品衛生法に基づく基づく殺菌処理がなされた水 なんだか良く分からないですね。要約すれば水源が「地下水」で「殺菌処理」されたものです。 水道水に比べて、ミネラル分が低いな、それならミネラルを入れてしまえって水でも、ミネラルウォーター。 ボトルドウォーターに至っては、基準に達していれば川の水や、水道水を入れて売ってもオッケーよ。な訳です。 では、どの基準が一番、天然水イメージに近い物なのか 「基準の中で地下水の中で自然の状態でミネラルが溶け込んだもの」 そう、ナチュラルミネラルウォーターになります。 ナチュラルミネラルウォーターは濾過、沈澱、加熱などの殺菌処理方法で分かれています。 この処理方法で大きく水の印象が変わってしまうのですが、特に加熱方法は水の美味しさの素、 酸素や炭酸ガスを減少させてしまい、さらに有益な菌も殺してしまうため風味が飛んでしまいます。 えっ、殺菌処理してたら天然水じゃないだろうって、あなた。その通りなんです。日本のミネラルウォーターは 厳密な意味では、「天然水」では有りません。美味しいお水を探しましょう…厳密に言っているだけで、おいしいんですよ。 いやいや、満足出来んなんて、そんな天然水好きなあなた。実は日本でも買える天然水があります。 それはヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターです。 あの、コンビニに良く置いてあるエビアン、ボォルヴックなんか?そうなんでです。引っ張ってすみません(*^_^*) でも、殺菌処理されてないって、汚くないの?なんか、お腹痛ーくなりそうだけど 最もな心配です。が、ご無用。 ヨーロッパの基準は日本に比べて格段に厳しく、一冊の本が出来てしまうかの程、認められる条件が厳しいのです。 つまり、無殺菌で飲んでも売れるほど安全なのです。 次に水の印象を変える要素に硬度があります。 硬度は地下水にどれだけカルシウム、マグネシウムか入っているかで決まる指標で 硬度 (mg/L) ≒ カルシウム量 (mg/L)×2.5 + マグネシウム量 (mg/L)×4.1 の計算式で表します。 平たく言えばカルシウムとマグネシウムがいっぱい入っているほど 硬度が高い「硬水」となり、少ないほど「軟水」になります。 WHOガイドラインでは 「軟水」 0〜60mg/L未満 「中程度の硬水」 60以上〜120mg/L未満 「硬水」 120以上〜180mg/L未満 「非常な硬水」 180mg/L以上 となっています。 軟水、硬水でどんな違いが表れていくかと言いますと 硬度が低い「軟水」はまろやかで、逆に高い「硬水」はずっしり重々しくなります。それだけではなく!。 用途によって、選び間違えてしまうと、折角のお水が台無しになってしまいます。 例えば炊飯用に硬水を使ってしまうと、含まれているカルシウムは植物組織を硬化させる性質があり、炊いたお米はパサパサになってしまいます。 ですので、この場合は軟水が適しています。軟水は清涼感の有る飲料にはもってこいで、その他、緑茶、紅茶、ダシなどにピッタリです。 硬水はミネラル分を多く含んでいるため体内補給できると言われています。 硬水の面白いところは、成分によって印象が変わるところでしょうか。 同じ硬度でも、カルシウムが適度な場合、喉ゴシがよく、比率が高いと重苦しくなり、 マグネシウムが少ないと甘味になり、多ければ苦みになるなど。 硬度が100などはその中間で、料理などにも使えコーヒーの中煎り、深入りなどとも相性が良いです。 最後にペーハー値があります。 酸性かアルカリ性かを表す指標で pH7.0が中性で、これより数値が小さくなれば「酸性」。大きくなれば「アルカリ性」となります。 大体のミネラルウォーターは5.0〜9.0の間に収まっています。 ミネラルウォーターを手にとって見たときに、ラベルが貼ってありますが ナチュラルミネラルウォーター 非加熱 硬度(軟水、硬水か) をさらっと見てみてはいかがでしょうか。水に対する見方が変わり面白いですよ。 より詳しく知りたい方はこちらが簡潔でいいですよ ミネラルウォーター・ガイドブック