いやぁこだわりすぎて軽くうざいねぇなんて
言われる編集長が集めたこだわり品のご紹介サイト

炊飯水

評価サイトやショッピングモールのレヴューを読んで購入し、☆五つを信じたのに、思った感じと違うっ、結局人それぞれで感じ方があるので、良いのか悪いのか分からないな、と言うことが多々あったので、それなら実際買って確かめ、これなら自信を持って紹介できると言える『こだわり品』のみを編集して行こうってのりで始まったサイト。
昭和の大橋巨泉、平成の小倉智昭の次を狙う(ウソ)、編集長が綴るレヴューです

炊飯水でふっくらご飯
ご飯をふっくら美味しく炊くには、きれいなお水がキーポイント。
炊きあがったお米の65パーセントはお水です。きれいなお水を使うのが美味しさに大きく影響を与えます。
きれいなお水。ミネラルウォーターを使うことによって美味しいご飯が炊けます。

基本的にミネラルウォーターって全てキレイでしょ、って突っ込みが入りそうですが、
全くもってその通り。いっぱいあり過ぎて、選べませんっ。降参。
では無いのでご安心を。
数あるミネラルウォーターで、炊飯水と言いきってしまえる「すぐれ者」は、なにやつなんでしょうか。

以前も書きましたミネラルウォーターには、硬度が有ります。
平たく言いますと、水の中にカルシウム、マグネシウムがどれくらい入っているかの指標で、
いっぱい入ったものを硬水、少ないものを軟水と言います。
「硬度」によって同じお米が全く違ったも物になってしまうのですから不思議。

硬度が高い「硬水」はカルシウムを一杯含んでいます。カルシウムはお米の食物繊維ほ固くしてしまう性質が有るため、炊きあがるとパサついた食感になってしまいます。
よくヨーロッパでご飯が美味しくないと日本人が思うのは、ヨーロッパの水が硬水だからです。
ふっくらではなく、少しパサついた料理、例えばピラフや炒飯を作るときには、80〜120程度の少し硬度が高い水を使うと良いでしょう。

カルシウムを多量に含まない水、日本人に合うふっくらした美味しいご飯を炊くお水の第一条件は「軟水」になります。



一つ「軟水」と結論が出ましたが、ふっくら条件はもう一つがあります。
しつこいですが炊きあがったお米の65パーセントは水です。如何に米粒に水を浸透させるかによってお米の味が変わってきます。
米粒には表面に「米ぬか油」がついており「米ぬか油」が水をはじいてしまうと、お水が中に浸透しないため「ふっくら」炊きあがりません。

この油を溶かすのがアルカリ性のお水です。

アルカリ性のお水は油を溶かす力が強いため、表面の米ぬか油を溶解しお水が中まで浸透します。
さらに、お米はアミローズという組織からなる物質なのですが、この組織をゆるめる働きがあり、ほぐして中まで行き渡す効果も有るのです。
アルカリ性を判断するにはペーハー値を見てください。ペーハー値はpH7.0が中性で、これより数値が小さくなれば「酸性」。大きくなれば「アルカリ性」となります。
ラベルを見て、8.0以上を選んでみましょう。

以上二点、軟水、アルカリ性の水が「ふっくら炊飯水」の条件になります。

本当は研ぐ段階から使用するのがベストです。
しかし、ミネラネウォーターで湯水の如く研いでやるぜっなんて贅沢は、なかなか家計の敵ですよね。
出来たら浄水機のお水で…無理な場合は水道水で研いだ後、お水に浸すときに使ってやって下い。それでも効果を発揮します!。

ふっくら美味しいご飯計画。最後は裏ワザ。
なんと大根のおろし汁を入れるとおいしく炊けるのです。
いやぁ、最初私も半信半疑でしたが、これが二段階アップの味になるのですよ。

先ほども申しあげたように、お米はアミローズと言う物質で構成されているのですが、おろし汁にはアミローズの組織を切断する働きをする、アミラーゼと言う物質が含まれているます。これがご飯の甘味を増幅させ、さらに美味しくします。
「えーおろし汁がぁ」とお思いでしょうが、是非お試しあれ。

まとめです。
軟水でアルカリ性のミネラルウォーターで研ぐ、無理な場合は研いだあと、浸すときに使用。
そのお水に大根のおろし汁を入れ炊く。
これで後は通常通り「浸す時間」などを守り、炊飯器のスイッチオンでふっくら美味しいご飯が炊けますよ。

より詳しく知りたい方はこちらに載っています。



ミネラルウォーター完全ガイド